乳幼児期は卵、乳製品、小麦にアレルギー症状が出るお子さんがいます。年齢が上がると、摂取する食材も増えてきますので、新たな食材にアレルギー症状出るお子さんもいます。
症状や血液検査の結果によっては、一次的な除去が必要ですが、不必要な除去は成長段階にあるお子さんにとってよろしくありません。そこで、食べても症状が出ない摂取量を把握しておくことは重要です。
当院ではお子さんの症状や血液検査の結果から無理のない摂取を進めていくために、食物負荷試験を実施しています。これは、決められた食材を実際に摂取し、症状の有無を確認する試験です。
院内で実施しますので、蕁麻疹などが出ても、すぐに処置が可能です。お子さんのアレルギー症状によっては、自宅で少しずつ食べてみることも可能ですが、アレルギー症状出現の危険性があり、お勧めできません。
特定の食材を摂取すると、蕁麻疹などの症状が出るお子さんは、ご相談ください。